URL | http://www.domainerobertchevillon.fr/ |
設立 | 1900年 |
本拠地 | Nuits-Saint-Georges(ニュイ・サン・ジョルジュ) |
当主 | Bertrand & Denis Chevillon(ベルトラン&ドニ・シュヴィヨン) |
畑の総面積 | 12ha |
ニュイ・サン・ジョルジュを代表する生産者といえば、アンリ・グージュ(Henri Gouges)とロベール・シュヴィヨン(Robert Chevillon)、ティボー・リジュ・ベレール(Thibault Liger-Belair)の3つの生産者があげられます。(畑の面積としてはティボーが広いです)ニュイ・サン・ジョルジュ村はグラン・クリュがないため、価格の高騰が避けられたところがいいですよね。堅実なブルゴーニュ好きに人気の穴場的なアペラシオンとも言えます。
レミントン・ノーマン氏のブルゴーニュのグランクリュ(白水社)にも「グージュやシュヴィヨンの造る偉大なサン・ジョルジュのワインは文句なくグランクリュの質である」と書かれています。
(ちなみに、数年前に話題になったレ・サンジョルジュのグランクリュ昇格問題は、なにやら地元の生産者の政治的駆け引き、既得権争いなどがあって、手続きは止まっているようです。グラン・クリュになると税金があがるため、ワインの価格にも反映されるだろうとのこと。プルミエ・クリュのときに買っておいて後ほど高くなってから売ろうみたいな人も出てくるかもしれないし、レ・サンジョルジュが素晴らしいのは間違いないのですが、昇格といっても「松本山雅FCJ1昇格!故松田直樹氏の悲願達成!」みたいには素直に喜べないですね〜)
さて、ロベール・シュヴィヨンは、ニュイに8個のプルミエクリュの畑を持っています。ほとんどが50から75年を超える古木のため自然と収量が低くなり、果実の凝縮感が強くなります。マット・クレイマー氏は「ブルゴーニュ・ワインがわかる」で、「率直にいって、ニュイ・サン・ジョルジュ最高のドメーヌである」と述べています。