リースリング入荷（オーストラリア編）

サマーオブリースリング・グラスワインキャンペーンが、日本でも今年も始まりましたね！
もともとニューヨークのオーナーソムリエポール・グレコ氏が自身のレストランでの３０種類のグラス売りの白ワインを全部（全部ですよ！）リースリングにしたことからはじまり、現在はマンハッタンを中心に５００店舗が参加する一大イベントとなりました。日本でもリースリングリングさん主催で、リースリングのバイザグラスキャンペーンが夏に開催されています。今年はMitsu-Getsuと居酒屋おふろも参加します！

リースリングといえば、アルザス、ドイツ、オーストリアでの栽培が盛んですが、今回は、オーストラリアから４種類のリースリングを入荷しました。
オーストラリアのリースリングの先駆者といえばクレアヴァレーのグロセット。ポーリッシュヒル・リースリングが有名ですね。クレアは特にびしっとした酸とミネラルがあるので、フラワリーな香りがチャーミングなエデンヴァレーと比較してみると面白いです。

 

リースリングは、アロマティックで酸とミネラル豊富なのでむしむし暑い時期でも体にすーっと入って飲み疲れせず、お刺身や寿司、魚介類など夏の料理に合わせやすく、日本の夏にぴったりのワイン。

この機会に、いろいろなリースリングを試してみてください。

 

生産者ページ：Smallfry（スモールフライ）

 

 

ザ・ロッジ・ヒル・リースリング ／ジムバリー　価格　3,200円（税抜）

The Lodge Hill Riesling / Jim barry

1973年にジムバリーによって設立された歴史あるワイナリーです。「The Armagh (ジ・アマー)」というオーストラリアを代表するシラーズが有名ですが、もともとこのロッジヒルのリースリングからワイン造りをはじめました。クレアヴァレーで最も標高の高い畑（480メートル）から生み出されるリースリングは、独特の硬質なミネラルと爽やかな酸があります。残糖2g以下の辛口リースリングです。

 

ザ・ラッキー・リースリング／キリカヌーン　価格2,200円（税抜）

The Lackey Riesling / Killikanoon

コストパフォーマンスにすぐれたキリカヌーンラッキーシリーズのリースリング。クレアヴァレーらしいシャープな酸とミネラル感。デイリーに楽しめる数少ないリースリングの1本です。

ちなみにインポーター資料によると、

“The Lackey”というネーミングは素晴らしい仕事をしているのに給料が安い、つまり非常にコストパフォーマンスの高いワインという意味をユーモアたっぷりに表現したもの、だそうです。

 

ジュリアス・エデンヴァレー・リースリング／ヘンチキ　価格5,500円（税抜）

Julius Eden Valley Riesling / Henschke

オーストラリア最高のシラーズ「ヒル・オブ・グレース」の生産者として有名なヘンチキがエデンヴァレーで造るリースリング。クレアよりもよりフラワリーな印象で、凝縮した果実味とフレッシュな酸味は長期熟成が期待できます。さすがドイツ系移民！と思わせるエレガントでクラシックな辛口リースリングです。