新進気鋭のレコルタンマニピュラン『Domaine de Marzilly /ドメーヌ・ド・マルジリー』

世界が奪い合うシャンパーニュの職人的醸造家『Domaine de Marzilly /ドメーヌ・ド・マルジリー』

砂質土壌が特徴のMassif de Saint Thierryでムニエ主体のシャンパーニュを生産

 

その品質と独自性において高い評価を受けており、

2020年 ワイナリー・オブ・ザ・イヤー(ゴー・ミヨ誌)に輝き

2021年にはGenius of tomorrow(ベタンヌ&ドゥソーヴ誌)に選出

この新進気鋭のワイナリーは、砂質土壌と独自のアプローチを駆使して、エレガントで魅惑的なシャンパーニュを生み出し続けています。

 

 

Domaine de Marzilly

ドメーヌ・ド・マルジリー

砂質土壌のマッシフ・ド・サンティエリーから、抜け感のある軽やかな味わいのムニエを生み出す

ドメーヌ・ド・マルジリーは、シャンパーニュ地方の最北端マッシフ・ド・サンティエリーの絵画のように美しい緑に囲まれたエルモンヴィル村の近くのリュ・ディ、マルジリーを産地としている。
若いベルギー人のマキシム・ユランが創業したこのドメーヌは家族経営で、地域の伝統と地元の生物多様性を尊重しながら個性豊かなシャンパーニュを生産している。
ドメーヌの歴史はマキシムと父が、廃墟化したシャトー・ド・マルジリーを2012年に手に入れたところから始まった。

シャトーの庭園で行われた土壌分析と地元の資料を研究することによって、マルジリーのブドウ栽培の過去について知る機会を得て、そのポテンシャルに確信を持つ。 現在3.8haのブドウ畑を所有しており、品種はこの砂質地帯のフラッグシップ的な品種であるムニエに焦点を当てている。テロワールと生物多様性を尊重し、HVE3とVDCの2つを取得。 壮大な夢から生まれたドメーヌ・ド・マルジリーは、現代の技術と伝統を組み合わせて最高のシャンパーニュを造り出している。マキシムは地元唯一の樽製造業者と協力して、毎年オーク材を選択し、ローストの度合いを複数に分けるなどの並々ならぬこだわりを持って、伝統的な205Lの樽に生まれ変わらせている。数多の生産者の中でも際立ってこだわりが強くマニアックといえるマキシムの気質によって、このドメーヌが今後どのような進化を遂げていくのか目が離せない。

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N.V. Domaine de Marzilly Ullens
ドメーヌ・ド・マルジリー・ユラン

価格:¥11,550 (税込)

品種:ムニエ80%+シャルドネ20%

ベースVT:2019年
熟成:バリック90%(205L&228L,新樽3%以下)&様々な形状のタンク10% で7~11カ月, 瓶熟20ヶ月以上
ドサージュ:2.8g/L デゴルジュマン:2022年 8月

こだわりの樽と様々な形状のタンクを使用し熟成。

リザーヴワインはシェリーのソレラ・システムのように毎年継ぎ足し熟成させたものを使用するドメーヌの代表作

複雑で繊細。フローラル、トーストしたノートが黄色い石果のアロマへと変化していく。ダイナミックでフレッシュな味わい。コクのある余韻が長く続く塩味を感じるフィニッシュ。

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N.V. Domaine de Marzilly Ullens L.P.M
ドメーヌ・ド・マルジリー・ユラン・エル・ペ・エム

価格:¥13,420 (税込)

品種:ムニエ100%

ベースVT:2019年
熟成:バリック(205L&228L,新樽約9%) 11カ月以上, 瓶熟20ヶ月以上
ドサージュ:2.2g/L デゴルジュマン:2022年12月

L.P.M(Le Petite Montagne)の単一区画のムニエのみを使用
熟したレモンと洋ナシのアロマ。生き生きとした泡が立ち昇る滑らかなテクスチャーが、この純粋なムニエのスモーキーな果実味を際立たせ、心地よい苦みのエッジが長い余韻を強調。

贅沢なトパーズイエローの色調。自然的な純粋さと優美な金色に熟した柑橘類の芳醇さに洗礼された春を感じさせる香りのベースに、贅沢な様々な植物が調和している。
溢れ出るリコリスのエッセンスやウッディなアニスのタッチの中から金色のスパイスがはっきりと現われていて、ホワイトペッパーが、この洗練されたワインを何ヶ月間も熟成させてきた樽のニュアンスとと調和している。
また、独特の歯ごたえと、黒砂糖と一緒に食べたくなるような持続性の長い酸味も高く評価する。
ワインとワインを作る環境は完全に共生していて、森林の爽快さに陶酔する中で、ホワイトミントのようなフィニッシュは品の良い焦がしたような苦みを持つ余韻で締めくくられる。