2022年11月入荷・オールドヴィンテージ『オスピス・ド・ボーヌ / HOSPICES DE BEAUNE』

ワインオークションで有名なHospices de Beaune(オスピス・ド・ボーヌ)の

飲み頃ヴィンテージが入荷いたしました。

11月20日に開催された162回目のオスピス・ド・ボーヌのオークションには、2022年に収穫された51キュヴェ・802樽が出品され、過去最高の売り上げ更新となりました。

2021年の出品数は356樽だったので、収量の回復は嬉しい限りですね。

2022年は豊作な上に品質の高いヴィンテージになったと言われています。

このオークションの価格が、今後リリースされるワイン価格の基本になるとも言われているので、需要の増加と供給量を考えるとまだしばらくはブルゴーニュワインの価格高騰は続きそうですね。。。

今回、お買い得なバックヴィンテージが入荷したので、ぜひお楽しみ下さい。

 

Hospices de Beaune

オスピス・ド・ボーヌ

オスピス・ド・ボーヌの始まりは、1443年。後にブルゴーニュ公国宰相となるニコラ・ロランと其の妻ギゴーヌ・ド・サランによって、貧しい病人を支援するオテル・デュー・ド・ブルゴーニュとして設立されました。その間、近隣の貴族などからぶどう畑が寄進され、その畑から生まれたワインの売り上げがオスピス・ド・ボーヌの運営を支えてきました。

ニコラ・ローラン夫妻のわずかな寄付畑から始まったオスピス・ド・ボーヌは、今日60ヘクタールもの畑を所有しています。

1859年、より多くの資金を捻出できるよう、初めて新ヴィンテージのワインがオークション形式で販売されます。

現在はブルゴーニュ最大のワイン祭りでもあり『Les trois Groriuse(栄光の三日間)』と呼ばれるこのオークションは、毎年11月の第3日曜日に開催され、落札価格はその年のブルゴーニュワイン全体の取引価格に大きな影響を与えるといわれています。また、通常のボトル売買とは異なり、樽単位でワインが売買されるのが特長のひとつ。落札された樽は、落札者が委託したネゴシアンによって樽熟成から瓶詰めまで管理されます。

2005年にはブルゴーニュ・ワインのエキスパート、アンソニー・ハンソンMW率いるクリスティーズに運営が一任されました。

2021年より、クリスティーズに代わってサザビーズが運営する。

 

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2000 Beaune 1er Cru Cuvée Rousseau Deslandes (Savour Club)
ボーヌ・1er Cru・キュヴェ・ ルソー・デスランド (サヴール・クラブ) 

価格:¥14,630 (税込)

1648年に、アントワーヌ・ルソー家とバルブ・デスランド家が寄贈

キュヴェ・ルソー・デスランドの区画内訳は一級畑 レ・サン・ヴィーニュ1.06ha、 レ・モンルヴノ0.71ha、 ラ・ミニョット0.42ha。

キュヴェの中心、骨格を形成するのはレ・サン・ヴィーニュ、ポマール村に近い区画レ・モンルヴノがバランスを担っています。