新着！南アフリカ一挙ご紹介・人気生産者の新キュヴェ到着！

当主はクレイグ・シェアード氏。彼はエルゼンバーグ醸造学校で栽培と醸造を学び、最終学年の2004年よりワイン造りを始め、現在キャリア15年目になる若き造り手です。各ワイナリーで経験を積み、2014年に独立し「エレメンタル・ボブ」を設立しました。ワイナリー名は、彼の愛称 『ファーマー(農夫)のボブ』から名付けられました。

西ケープ州の様々な個性あふれる小区画のブドウ生産者からブドウを買い付け、昔ながらの 伝統的な手法で基本的な醸造を行う一方で、最先端の技術や消費者の趣向に寄り添う彼独自の視点を生かし、クリエイティヴ且つナチュラルなワインを造っています。 「ワインに自分のエゴを投影させたくない。ワインを造るのはブドウ自身だ」という信条を持ち、 毎ヴィンテージのブドウの出来によって、毎年異なるワインを2~4種類造っており、2つとして同じものはありません。それぞれ最大でも1000本前後というごく少量の単位で丹念に醸造してお り、一貫してナチュラル志向を貫き、酵母、窒素、酵素、動物由来の成分、清澄の為の添加 物は一切使用していません。

個性的なキュヴェのネーミングやラベルも自身でデザインするなど、ワイン造りに彼の天性の 芸術性が活かされています。穏やかな物腰の奥で柔靭な志を持つ、“熱く厚い”造り手です。

古いフレンチバレルにて、スキンコンタクトのもと、3日間自然発酵。

濃い外観のとおり、オレンジ(ナージ)、黄桃、リンゴ、大柄なお花、スパイス、ハチミツ、ナッツなど非常に豊か、ほのかな酸味とたっぷりとした果実味が口いっぱいに広がり、上品な余韻が長く残るフルボディです。

古いフレンチバレルにて、スキンコンタクトのもと、3日間自然発酵。
焼き立てのパン、洋ナシ、マルメロ、レモン、オレンジ、桃、複雑な酵母由来のニュアンスなど非常に豊か。香りにあるような果実味よる骨格がしっかりとしており、新鮮な酸の層が幾重にも重なり、しっかりとドライ。

心地よい野生のチェリーのニュアンスと丸みを帯びたタンニンのバランスが素晴らしく、長い 余韻が楽しめます。

真っ赤なチェリー、ラズベリー、フレッシュ・ハーブ、牛骨のダシなど非常に複雑で豊か。非常にフレッシュな酸味が印象的で、ややスパイシーさも伴った果実味が美しいミディアムボディ

当主のヨハン・クルーガー氏はワイン造りにおいて確固たる哲学を持つ、情熱と魂の醸造家です。2005 年に「Young South African Winemaker of the Year (最優秀若手ワインメーカー)」を受賞し、ジョ ン・プラッターによる南アフリカワインのガイドブックで “5スター”を与えられています。

彼の実家はステレンボッシュのワイナリー 『ステルハイス・ファーム』ですが、彼は同じくステレンボッシュにある 『ジョーダン・ワインズ』を経て、カリフォルニアやブルゴーニュでワイン醸造を学びました。ベルギー人女性のソフィーとの結婚を機に、この『クルーガー・ファミリー・ワインズ』を設立し新たなステージでワイン造りを始めましたが、当初はたった一つの畑、たった一つのテロワールのみを手掛けていました。しかし今ではウエスタン・ケープ州の様々な地域の区画からブドウを買い入れ、「気候、風土、畑に根ざしたワイン造り」を信条とし、常に自然に寄り添い、極力手を加えず畑のありのままをボトルに表現するべく、ナチュラルなアプローチを用いて、魂の全てをワイン造りに捧げているといっても過言ではないほどの情熱をワイン造りに注いでいます。

彼は特にシャルドネとピノ・ノワールの生産者として国内外に広くファンを持っていますが、その天賦の才能はこれらの2品種以外のサンソ―にも存分に発揮されています。

ワイン選びにおいて「樽熟成をしていないシャルドネは樽熟成のものより品質が劣る」と考えている人々への挑戦 として造られたキュヴェで、この2018年が2ヴィンテージ目のリリースです。

南アフリカにおける冷涼な気候で育つシャルドネの魅力を最大限表現するために造られたキュヴェ。

畑の半分の区画のブドウの畝の列は東西に向いて並んでいますが、もう半分は南北に向いて並んでいるため、風味に複雑さが生まれます。