ロワール新着第2弾

3月ギリギリとなってしまいましたが、今日は新着ロワールの第2弾。1弾目でご紹介したギベルトーよりも日常的に楽しめるワインが多めです。

一挙ご紹介します。

2000年代前半に世代交代したミュスカデの新世代生産者ジェレミー・ユシェ。

2011年にオーナーと姉妹店のソムリエールがこのドメーヌ訪ねていたみたいです。このキュヴェはまだ当時作られていなかったとか。

若木のムロン・ド・ブルゴーニュを、シュール・リー期間を短くすることでフレッシュかつフルーティーに。噛み応えのある質感も良く、気づくとグラスが空になっています。

クロ・レ・モンティはグレーヌ地区に位置。グレーヌ地区は気候的に早熟で開花が早いものの、クロ・レ・モンティはゆっくりと成熟を果たす変わった区画。

一般的なイメージのミュスカデとは異なる深みと奥行きのある果実味が堪能できます。

久々入荷のレトレ・ダヴィ。クリーンかつフレッシュなシャルドネ。ラングドックの力強いシャルドネは結構良いのがありますが、こう言ったロワールのピュアなシャルドネで良いものって限られますよね。価格から考えたら素晴らしい出来栄え！！

南アフリカ、ロワールとシュナン・ブランの2大産地で経験を積んだエネルギッシュなヴァンサンが当主を務めるヴァンサン・カレーム。こちらはネゴスもの。フレッシュな、かりん、洋梨、りんごと柑橘類のアロマに煎ったアーモンドのヒント。生き生きした酸とミネラルがいいバランスを作っています。

サンセールの中でも優れたブドウを生み出すシャヴィニョル村の代表生産者ジェラール・ブレ。カイヨットと呼ばれる石灰質の硬い土壌の複数区画をブレンド。ブドウの樹齢は35〜40年。

アロマティックかつフローラルで、しなやかなストラクチャー。若いうちから素晴らしく美味しいです。

やっぱり上キュヴェ欲しいなー。

モンルイ、リュソー、サン・マルタン・ル・ボーのコミューンにある8区画のブレンド。石灰質を母岩にしたシレックス混じりの粘土質土壌とシレックス混じりの砂質土壌で、樹齢は40〜70年程。

白い花、柑橘類に白桃を思わせる表現力豊かでフレッシュなアロマ。力強く濃密ながらドライな仕上がりのシュナン・ブラン。

こちらはレトレ・ダヴィのピノ・ノワール。ステンレスを使用し、フレッシュに仕上げており、ジューシー。シャルドネ同様この価格帯としては優れた出来栄え。

クール・シュヴェルニーでロモランタンに情熱を燃やす生産者ドメーヌ・デ・ウアー。こちらはピノとガメイからつくられる赤ワイン。

いちご、赤すぐりにフランボワーズを感じるフレッシュかつフルーティーなアロマにミネラリーなタッチ。軽やかかつ柔らかな果実味、伸びやかな酸を感じる、春にピッタリなスッキリ系な1本。