2000 2001 2002 2003 2004
2005 2006 2007 2008 2009
2010 2011 2012 2013


ボルドー地方 (2009)

2009年は初心者だけでなく専門家にとっても理解するのが難しいヴィンテージになりました。それは気候条件が問題だった訳ではなく評論家達の批評が問題で、ある人は伝説的なワインが出来た年といい、ある人は素晴らしいワインが出来た年と言うなど均一ではなかったからです。我々が言えるのは間違いなく2009年は非常に偉大なヴィンテージと言う事だけです。

夏の気候条件は非常に偉大なワインを生産するのに最適でした。
ソーテルヌ地区から見ていくと、夏は暑く乾燥しており秋はボトリティス・シネレアの発生に最高のバランスでした。収穫の際に2、3回の選果を行うだけで十分で、この年のワインの純度は驚異的です。

グラーヴ地区の冬は気温が低かった事から乾燥しており、発芽は遅れが生じます。夏は日中は暑く、夜は涼しいブドウにとって夢のような環境でした。ブドウは9月の後半末に容易に成熟を果たし、非の打ち所のない成熟した状態で収穫されました。ワインはこの傑出した気候条件からアルコール、酸、タンニンのバランスの良い、フィネスとエレガンスを併せ持つ最高のワインが出来てい ます。

メドック地区の冬は寒く乾燥しており、春の始まりだった4月は特に寒く雨が多いシーズンになった為発芽に遅れが生じます。5月にはこの天候が回復し、収穫まで恵まれた天候が続いた為、ブドウは収穫時に最高の状態になるまで緩やかに成長し続けました。他のボルドー地方同様2009年のメドックは非常に偉大なワインが出来ています。

ポムロルは偉大なワインを生産するのに理想的な状況でメルローのアルコール度数は平均よりも少しばかり上回っています。

サン・テミリオン地区の生育サイクルは雨の降る中スタートを切りました。
夏の間、7月中旬から9月15日は旱魃に支配されていますが、ブドウの成熟の最終段階は暑い日中と涼しい夜と言う理想的な気候。
2009年のサン・テミリオン地区は1989年、1982年、1947年に並ぶ非常に偉大なヴィンテージになりました。

[参照元: www.vin-vigne.com]