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アルザス地方 (2011)

2010年を特徴づけるのが寒さならば、2011年を特徴づけるのは寒さと暑さだと言う事が出来ます。実際に冬はマイナス20℃を記録しており前年同様大変な季節で した。

春はとりわけ暑く乾燥したシーズンになった為、ベト病やウドンコ病は蔓延していません。しかし7、8月には雨が目立ち暑さと雨によって、収量にとても関わるこの季節のブドウ畑に病害が発生してしまいます。
この後、8月の中旬から収穫時期までは天候が回復し、クレマン用で8月25日、AOCアルザス、アルザス・グラン・クリュで9月7日、ヴァンダンジュ・タルディヴ、セレクション・ド・グラン・ノーブルで9月21日から始まりました。

ブドウの状態は選果が必須となりましたが全体的に良好です。しかしながらこの気候はセレクション・ド・グラン・ノーブルの生産には向いていませんでした。

[参照元: www.vin-vigne.com]