2016.05.13バローロ、バルバレスコ入荷

昨日に引き続き、今日もイタリア・ワインの入荷のご案内です。

気がついたらバローロ、バルバレスコが少なくなっていたので補充。

新入荷、再入荷アイテムともにありますが今回はバルバレスコ多めです。というよりもいつもより入荷量が多いです。今までこんなに入れていたかな？

まずはバルバレスコから。

2008年もまだ1本だけありますが少なくなったのでヴィンテージが変わって再入荷。バルバレスコでは無名なサン・ロッコ・セノ・デルヴィーノ村に畑を所有しています。バルバレスコの基準となる安定した造りで値段も控えめな為、当店では人気の生産者。

バルバレスコのネイヴェ村に位置するバルバレスコ村、トレイゾ村に隣接するバサリンの区画を使用しています。バサリンは軽やかかつアロマティック、そして優雅なワインが出来上がる区画。ラバヤよりも早く飲み頃を迎えます。

バルバレスコ村に位置するバルバレスコ最上の区画の１つラバヤのブドウを使用。力強く、しっかりしたタンニンのある長期熟成に向いたワインが出来上がります。

2011年ガンベロ・ロッソ誌最優秀栽培家のカ・デル・バイオ。本拠地はトレイゾ村ですが、ポーラの区画はバルバレスコ村に程近いところに位置しています。またタナロ川に程近い区画の１つでその為、バルバレスコの中でも早熟かつ中期熟成に向いたしなやかなワインが造られます。

最近日本でも人気が出てきたロアーニャ。評論家の点数高いですね。

区画別にワインを飲み比べてみたくなるのはブル好きの宿命です。

力強くスパイシーなワインが出来上がり、ラバヤに似た特徴を持ちますがラバヤに比べると骨格は控えめです。

同じくロアーニャのパイエ区画ですが古樹（Vecchie Viti）を使用しています。奥行き、複雑さが通常のキュヴェとはやはり異なります。

バルバレスコ村の北に位置する優れた区画モンテフィーコ。隣接するオヴェッロのエネルギーとモンテステファノの広がりを持っています。熟成に向いたバルバレスコの１つです。

ラバヤと並び非常に偉大な区画と言われているアジリ。シルキーなタンニンと華やかなアロマを持ち、若いうちからも楽しめますが非常に長い熟成に耐えられます。

バローロは定番がなくなったので再入荷です。

２つのクリュの若木を使用したスタンダード・バローロ。安定感がある造りで人気の定番バローロです。

ピエモンテは一時期のモダン、伝統のくくりが無くなりつつある代わりに単一区画に焦点が当るようになってきました。また勉強のし直しですね。