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サヴォワ地方 (2003)

2003年のサヴォワ、ビュジェは確かに、2003年ヴィンテージに比べてアルコール・酸のバランスが取れていた前年のものよりは熟成に向いていませんが、飲みやすく早くから楽しめるワインが出来ています。赤、白、ロゼ、クレマン、ペティアン全てにおいてとても良い結果が得られました。
他のフランスの地方同様にサヴォワも特に非常に暑い8月を過ごします。

2月には最低平均気温がマイナス3℃を記録するサヴォワ、ビュジェ地方の古典的な冬の後、3月からは急激な気温の上昇が見られました。そのため生育サイクルは早期化し、非常に早く進みます。

夏は8月にシャンベリーで39℃、ナントゥアで40℃そして、日照時間は780時間を記録したように非常に日照時間の豊富な暑いシーズンに。そのため収穫は例外的な早い時期に行われました。
この年長い間旱魃に見舞われましたが、ブドウは地中深くまで成長に必要な栄養を探しにいく事が出来たため問題は発生していません。
最終的にアプルモン、ルーセットでは偉大な成功を収め、モンドゥーズも非常に美しい出来映えになりました。

[参照元: www.vin-vigne.com]