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サヴォワ地方 (2011)

2011年は乾燥した春、降雨、病害の蔓延など、生産者たちにとって非常に管理が難しいヴィンテージになりました。
しかし最終的に2011年は、白ワインは美しい成功を納め、素敵な赤ワインが出来た良年になっています。またこの年はブドウの生育が早期化したヴィンテージで最初の収穫は8月の終わりからスタートしました。

冬はいつもより暖かく乾燥したシーズンで、続く春も降雨は少なく日照時間は855時間を超す快晴に恵まれました。それとは反対に夏は悲惨で雨によってブドウの成熟の最終段階は妨げられたのに加え、ベト病、ウドンコ病、黒腐病などのブドウの病害は圧力を増加。 それでも白ブドウ品種はこの過酷な環境に適応し完璧に成熟を果たします。一方でモンドゥーズを除く赤ワインは非常に難しかったです。多くのドメーヌはブドウが灰色カビ病に掛かるのを避けるため除葉を行い、ブドウに日が当たるようにしました。 8月は再び上昇した気温が嵐によって中断される等複雑な天候になりましたが、最終的にブドウは健康な状態で収穫されています。

[参照元: www.vin-vigne.com]