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2009年はアルザス地方のここ10年間でも良いヴィンテージと簡単に位置づけられるヴィンテージになりました。
発芽には向いていない寒い冬でしたが、穏やかな春と夏暖かく日照量が多い夏によりブドウの成熟は促されます。
ワインはとても飲みやすく、少し驚く事に豊満なものとなりました。
グラン・クリュは非常に成功しており、酸とアルコール度数のバランスの取れた素晴らしいものになりましたが長期熟成に向いた偉大なワインではありません。収穫はクレマンで8月31日から、AOCアルザスとアルザス・グラン・クリュで9月14日から、セレクション・ド・グラン・ノーブルとヴァンダンジュ・タルディヴで9月28日から始まりました。