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2013年のアルザスは少し恐ろしい年です。春に非常に多くの雨が降り、6月まで涼しい気温だった事も相俟って管理が難しくなりました。この気候から開花には
遅れが生じます。
この遅れは収穫にまで影響を及ぼし、収穫は10月の第1週から開始されましたが、このような日付を見るには20〜30年は遡らないといけません。
幸いな事に夏は良好でバランスが良く、場所によってはここ10年で最も良い年になりました。
この難しい環境は収量に影響を及ぼしますが2012年に比べて重要ではありません。房は小さく数も少ないですが凝縮感があります。場所によってはブドウの状>態は素晴らしく。良い成熟と酸度を持ったリースリングとゲヴェルツトラミネールは10月7日から収穫が開始されました。
2013年、出来たブドウの品質は高く熟成にも向いています。ピノ・ノワールと貴腐のついたゲヴェルツトラミネールはとても美しい成功を収めました。
2013年非常に選果に拘ったアルザスワインは窮地を乗り切っています。