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プロヴァンス地方も他のフランスの地方同様ブドウの生育サイクルが遅れた年となりました。原因は他のブドウ畑と殆ど同じで寒く雨の多い冬が長かったことです。この気候は発芽、開花、収穫それぞれ2012年より2週間程の遅れを発生させます。
この難しい天候から花震いや結実不良がプロヴァンス、とりわけ西部のいくつかの区画で見られました。しかしながらこの気候から夏の間の水分ストレスに備える事が出来たのに加え、収量が減った事から品質が好ましいものになるといった2つのポジティブな要素が得られます。
結実不良は好ましくないですが実際に小さく厚みのあるブドウが選別されたため、凝縮感のあるキュヴェを造る事が出来るようになりました。
夏はとりわけ適切な気候でしたが7月にはヴァール県で幾度か雹の猛威にさらされるなど綱渡りの季節になります。またベト病は生産者たちの努力によって取り除かれた一方でミストラルによる被害が出た区画もありました。
収穫は9月2日から、一部の区画では2週間遅れでスタート。
この年のプロヴァンス地方の総生産量は165000000本。
ブドウは健康な状態で収穫され、とりわけマルサンヌは美しいバランスを持っています。