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ボルドー地方 (2001)

この年、最も壮大かつ素晴らしいワインを造り出した地域は明らかにソーテルヌ地区です。失望の2000年の後、2001年のスタートも雨の中で、この洪水は6ヶ月の間に1年相当の雨が降ると予想した生産者たちを心配させます。
春になると古典的な通常の気候でブドウは復活。夏も春と同じ流れを汲みましたが、9月初頭は特に寒くなりました。しかしこの寒さはソーテルヌで素晴らしい品質のワインが出来た事から救いの寒さとなります。

グラーヴ地区の赤白ワイン、とりわけペサックのワインは深遠かつフィネスがあり非常に美しいです。ブドウ畑の気候条件は同様に7、8月の乾燥と持続した降雨によって記録されています。

メドック地区の冬は寒さが原因ではなく雨が原因で開花が加速するなど特に難しかったです。夏は涼しい期間と暑い期間が交互に来たのに加え、湿潤と乾燥が移り変わるシーズンになりました。ブドウは成熟するのに多くの時間が必要で、この年偉大な成功はサン・テステフとポイヤックで見られます。

ポムロルの生育サイクルも例年に比べて長く収穫は9月終わりから10月の始めまで行われましたが、最終的に熟したタンニンのあるエレガントなワインが出来ています。

サン・テミリオンでも同様に偉大な成功を収めています。

[参照元: www.vin-vigne.com]