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2002年ヴィンテージは南西地方3部作の1つとなりました。確かに前2つのヴィンテージに比べると少しばかり格下になりますが、実際に飲んだ人たちの意見ではとても良いヴィンテージだとの事です。赤ワインよりも甘口白ワインの出来が優れたヴィンテージになっています。
1つ注意が必要なのは品質にはばらつきがあるため、購入の際には選別が必要になると言う事です。
ベルジュラック地区ではとても良質な赤、素晴らしい甘口、良質な白ワインが生産されています。2002年の冬はほんの少し寒く、軽く湿潤な気候に。春も穏やかながら引き続き雨が多く、生育サイクルのスタートが早まります。
夏になると黒ブドウ品種の最適な成熟に向いた暖かく定期的な雨の降る環境に変わり、秋は偉大な甘口ワインの生産に向いた理想的な環境が続きました。白ブドウ品種では天候の影響を受け完璧な成熟が難しかったですが、生産者たちの努力により高い品質のものが出来上がっています。
ガイヤック、カオール、マディランなどのトゥルーズの畑では赤ワインに焦点が当てられます。実際、2002年の黒ブドウ品種は素晴らしい成熟を迎えました。カオールの夏は630時間と日照時間が豊富で平均的な雨が降るブドウの成熟に理想的な環境で、マディランでも他の年よりは低いものの一般的な日照量に恵まれています。
ベアン地区とバスク地方でも定期的な降雨と豊富な日照量の恩恵を受け、とりわけセレクション・ド・グラン・ノーブル、ヴァンダンジュ・タルティヴで成功を収めます。ジュランソンの偉大なヴィンテージです!